Blogizumiブログ
- 2019/03/19
パリのハチミツ専門店 レザベイユ
Bonjour !
パリの南東13区〈Butte aux Cailles : ビュットカイユ〉という丘にハチミツ専門店Les Abeilles(レザベイユ)はあります。
先日のワークショップ「個性豊かなLe Miel(ミエル)ハチミツを知る・味わう」の中で、このエリアの特徴をご覧いただきました。
Butte (ビュット) 意味:丘 Cailles(カーイユ) 意味:ウズラ
店はButte aux Cailles「鶉の丘」通り。
向き合った2匹のミツバチがシンボルマーク。その看板の中に書いてあるフランス語の単語は3つあります。
1.Les Abeilles レザベイユ(意味:ミツバチ複数形)
2.Miels ミエル(意味:天然ハチミツ)
3.Cires シー(意味:ミツロウ)
フランスでパリの「Les Abeilles レザベイユ」と言えば、パリ5つ星ホテルも御用達の上質ハチミツを扱う店として知られていました。
2000年当時の店主シャンジャック・シャクマンデス氏は、パリのミツバチ協会の会長を務めていました。そして、その後、2018年より、その功績を称えられて名誉会長に就任されました。
試食瓶がズラリ。
レザベイユ南青山でもパリの販売スタイルを取り入れています。だから、店内に並ぶハチミツは全てご試食をしていただけるようにしてあります。まずは、お味見を!
「はちみつ」といっても、見た目の違い、色々な味の違い、香りの違いがある。ということを実体験してください。そして、
ご自身用ならば、目的にあったもの。好みの味を探しましょう。
もしプレゼント用ならば、その方のお好みや味わってもらいたい味を選びましょう。
店内には、種類豊富なハチミツを始め、ハチミツを使ったお菓子(ハチミツキャンディーやヌガー)、パンデピス、お酢、蜜蝋などが揃います。
また、巣箱や作業着などの養蜂に必要な道具をパリで売るのは唯一ココだけ。
養蜂を趣味とする人たちがアドバイスを仰ぎに訪ねてくることも多くあります。養蜂の知識のある店主が営むハチミツ専門店としてパリジャンに愛されています。
店舗の看板が外れてしまって入り口に立てかけています。このまま1年が過ぎ、2年が過ぎ。。。取り付けはいつになることやら。のんびりと。
パリでのハチミツの量り売りは「ACACIAアカシア」と「CHATAIGNIERシャテニエ(栗の花)」の2種類が主な種類です。この2種類は、ハチミツの中でも結晶化が遅い種類なのでサーバー向き。
「ACACIAアカシア」はご存知だと思いますが、もう一つの「CHATAIGNIERシャテニエ(栗の花)」の方は香りも強くて癖のある味をしています。ヨーロッパでは、ブルーチーズやライ麦パン(黒っぽいパン)に合わせることに慣れている人も多いですが、好き嫌いが大きく分かれる種類です。
パリでは、こちらのビニール袋にハチミツを入れて渡してくれますよ。