Blogizumiブログ
- 2022/03/18
心からの感動♡
Bonjour!
この度、元「ア・ポワン」岡田シェフの新しい活動を私のブログでご紹介させて頂くにあたり、シェフの体験談を聞かせて頂ける機会がありました。
こちらは先日投稿させていただいた 【「ワンハンド料理」(2022/03/15)】の「あとがき」のような投稿です。良かったら先のブログもご覧ください。
さて、
岡田シェフが数年ぶりに電話をくださり、ようやく前向きになれた報告をしてくださって、「ワンハンド料理」の連載のことなどを教えてくださいました。
私は、この様子に感動して連載を拝読させて頂いて
「片手で調理が出来て、美味しいレシピが沢山」
「脳出血で倒れた後に再び前向きに取り組まれている姿」
「岡田シェフの姿に勇気をもらって動き出せる人がいるかも」
これって、すごい!素晴らしい!
そんな風に思って、私のブログでもご紹介させて頂こうと思いました。
だけど…
途中から、少し違うことも考え始めました。それは何故かというと、想像していた事と現実には隔たりがあったからです。どういうことかといいますと、
岡田シェフのワンハンド料理の記事をご覧になった方から「料理を教えにきて欲しい」との依頼があって出かけることが何度かあったそうです。
「おお!反響があったんですね。素晴らしいですね。それで実際に出かけてみて、どうでしたか」と、そのときの様子を訊ねてみました。すると
「それがね…。残念だけど、ご本人がやる気になって動くってことは少ないんだよね」
「せっかくのキッチン道具も暫く経つと納戸に入ったままになっているらしいから」
と、このような実情を教えて頂いたからです。
それからの私は、次のように考え始めました。
« 確かに。不自由になる前から料理に興味がある人ならチャレンジ意欲が芽生えるかも知れない。だけど、そうでない場合には、料理をしたい意欲は湧いてこないものなのだろう »
「何」が必要なのだろう
実情の話をきいてから、私は岡田シェフが前向きになった時の体験談をもっと注意深く読み直してみました。すると「きっと、コレだ!」と大事なことが見えた気がしました。
それは「心からの感動」
“人はココロに響かないと身体を動かせない生き物なのかも知れない”
私は、そんな風に思えました。
「トキメキがほしい♡」
岡田シェフは「味への探究心が強い人」「『美味しい』を見つけるのが好きな人」だから、
切り立て野菜の味に感動したことをキッカケにして「美味しいものを作りたい」と強く思って動き始めることができたのではないでしょうか。
人が生きていく上で大事なことは、岡田シェフが体験されたように「ココロが反応するものを見つけること」
本人が「楽しい」「面白い」と思える「『何』かを探して見つけること」
「好き」は 十人十色
第一歩のスタートは「ココロの栄養を見つけること」から始まるのかも知れない。
それは、好きなこと、好きな色、好きなモノ、「好き」は10人10色。
色んなワンハンド
料理に限らず、世の中には色んなワンハンドが見つかるに違いない。
人は、小さい頃から興味あること、好きなこと、楽しいと思える「何か」は、大人になっても変わらないことが多いものでしょう。
だからこそ「何か」を見つけられたら、誰もが岡田シェフのようにキラキラと輝き初めて、前向きに歩き出せるのではないかな。
「あなたは、何が大好きですか?」
「Qu’est-ce que vous aimez ?」