Blogizumiブログ

2020/01/09
フランス文化
お菓子

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪

 

Bonne année ! 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

今日の写真は「Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ)」というフランス菓子がモチーフの磁器製の飾り。こちらは通称「fève(フェーヴ)」と呼ばれます。 フランス語でfèveとはソラマメの意味。なぜ、磁器飾りをソラマメと呼ぶのか。

 

フェーヴは、お菓子の生地の中へ隠して使うものとして誕生しました。写真の様に精巧で美しいものが作られるようになった今ではコレクターもいます。フランス語には、このコレクターを意味する単語:fabophiles(ファボォフィル)も存在しています。

 

現在は磁器製が主流ですが、その昔は本物のソラ豆を隠していたのが始まりでした。

 

このことから磁器製でも昔と変わらずに「ソラマメ」という意味のフランス語「フェーヴ」と呼び続けられています。歴史はローマ時代に遡ります。由来を知ると興味深いところですが、またの機会にするとしまして、ここでは精巧なフェーヴをご紹介をさせていただきます。さて、

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪

 

99年にパリでホームステイ生活をスタートして、毎年1月にファミリーや友人、オフィスで皆と分け合って楽しく食べる習慣を共にしていました。その中で「生活の中で、最も大切にしたいお菓子と習慣」だと感じた特別なものです。

 

この魅力は「fève(フェーヴ)」にあります!

 

遊び心のある特別なお菓子ガレットデロワを「フェーヴと共に」伝えていきたい!

 

こうしてフェーヴ専門会社と仕事をするようになって20年が経ちました。

 

下の写真は「ワインの製造工程を表現したシリーズ」。葡萄、収穫、搾汁、瓶詰と、ワインが出来上がるまでの様々な工程や道具。一つずつに文字が入っています。シリーズで並べるとワインのことを知ることができる面白さがあります。

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪

 

過去10年は、店舗を営むパティシエやブーランジェのプロの方へ「ガレット・デ・ロワ(フランス菓子)」の中に使って頂くために販売をしていました。

 

だけども、「ガレット・デ・ロワ」の生地の中へ隠し入れるのは1つだけです。

 

それに、フランスとは違って、ガレット・デ・ロワを何度も食べる習慣は(未だ)ありません。

 

販売している店もフランスに比べれは比較にならない程少ないですし、製造期間も短いところが殆ど。会社や学校で皆と分け合って食べる習慣なんてないから、いくつものフェーヴを揃えられるまで食べる機会はないでしょう。

 

「コレクションの魅力」

1シリーズ揃って初めてわかるテーマをみつけてほしい♪

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪

 

フェーヴ専門会社には専門のデザイナーがいます。

 

1つのテーマを8個~12個程度で構成。この数はテーマごとに様々。

 

1セット揃って初めて意味があるものになります。

 

フランス産の天然ハチミツやフランス製プロポリス商品はもとより、フェーヴ専門会社と共に歩んできた20年も活かしながら、その魅力をもっとご紹介していきたい。そんな思いで迎えた2020年。オンラインショップも楽しみにして頂けますと幸い。

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪

 

「ガレットデロワの魅力」 「フェーヴの魅力」 「ハチミツやプロポリス、フランス文化の魅力」 ご一緒に愉しんで頂きながら応援して頂けますと幸せです。

 

2020年、スタッフ一同、しっかり取り組んで参りたいと思います。宜しくお願いします。

素敵な年になりますように。Bonne fête a tous !  

株式会社 La Ruche ラ・リュッシュ

新年のお楽しみ「ガレット・デ・ロワ」♪
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