Bonjour ! 

ここでは、一つ前のizumiブログで取り上げさせて頂いた元「ア・ポワン」岡田吉之シェフの続きから、キッチン道具のことをご紹介させて頂きます。

 

シェフと私の会話の中にキッチン道具の話が上がりました。そのときに「自分にあった使いやすい道具を見つけるのは大変だったんだ」と話されたのでテーマとして取り上げることにしました。高齢化社会において必要とされる情報のひとつかも知れないと思っての投稿です。

 

先日ご紹介させて頂いた『料理通信「料理する喜びは生きている証」2022.2.22』の中では、シェフが実際に使っている様子が写真と共にご紹介されてあります。ぜひ、ご覧になってみてください。→　https://r-tsushin.com/feature/movement/food_barrierfree_project_14/#page-1

※以下、道具の部分について上記の連載より一部抜粋させて頂きました

「包丁と包丁研ぎ」

野菜を切ることから始まる料理。調理するには、まず包丁が必要ですよね。

シェフが使用されているのは以下の２つだそうです。

 

◎ステンレス製片歯包丁　TOJIRO PRO DP コバルト合金銅2層複合出刃　藤次郎　TOJIRO PRO　オンラインストア

・165㎜ (250ｇ)　りんごなど大きいもの用

・150㎜（230ｇ） じゃがいもなど小さいもの用

重量のある左利き用の出刃包丁2種類の左用（藤次郎社製）を使い分けているそうです。

 

包丁を洗う時にもケガをしないように一工夫されているようです。

 

◎貝印シャープナー　貝印公式オンラインストア

レバーを下げて吸盤で固定することができるそうです。だから片手でも包丁を研げるのだとか。

 

◎ピーラー

ドイツ製のリッター社製

 

「野菜を固定する器具」

私が特に注目したのは、ワンハンドの人に便利そうな「野菜を固定する器具」。自分が片手で料理をすることを想像してみても、これも必須だろうと思えました。

 

◎食材固定金属付きの皮剝き器

アビリティーズ・ケアネット社製。

こんな風に私が岡田シェフの連載に興味が湧いた理由は、「キッチン道具」を集めたり、プロ向けを見たり、道具の存在を知ることが面白いと思えることにも関係しているかもしれません。

 

 

私は「お菓子道具」「キッチン道具」が大好きで、プロ向き(レストランの厨房で使うような)ものも少しは持っています。これは個人的な趣味のひとつでコレクションになっています。

特に「お気に入り」をして取り上げるなら愛用品のこちら

 

・グレープフルーツ用のナイフ

→　グレープフルーツを半分に切ったあと、果肉と皮の間に切り込みが入れられます。とても食べやすくなるし、差し込んで切る使い方もたのしい♪

 

・トマト用のナイフ

→　トマトが薄く綺麗に切れる。切れ味の良さが喜び♪　サラダの見栄えもUP

 

 

思い出と共に愛着がある道具はこちら

・古～いドーナツ型とゼリー型

→　母から譲ってもらったもの。これからも幼いころの記憶と共に大切にしたい。

 

・ビスケット型の数々

→　パリの製菓道具展で娘と選んだもの。娘との思い出のある道具はこれから先も長く愛用したい

 

私がパリのアテンドで良く訪れたプロ向け調理器具・製菓、製パン器具の専門店は

・MORA（モラ）

・a. simon （シモン）

・E.DEHILLERIN　（ドゥイルラン）

 

 よかったら娘と訪れた日のエピソードもご覧ください。→　パリで製菓道具を買いに行く　2019/08/19

 

お気に入りの道具が見つかると大事にしたいと思うもの。ワンハンド料理の岡田シェフは、ワンハンド用の道具を見つけるためには「３年」もかかったそうです。

 

 

片手で使うわけですから、難しい探しものですね。見つからなくて諦めてしまっていた人が近くにいらっしゃるかもしれません。

 

私だって、周りのひとだって、いつ、何が起きるかわからない。

 

もしかしたら「キッチン道具のメーカー」と「ワンハンド料理の岡田シェフ」の共同開発がなされて、優れた道具開発に発展していくかもしれない。そうなると素晴らしいなぁ。なんて期待も込めて、ワンハンド料理の岡田シェフの道具を教えて頂いたことをキッカケにして、キッチン道具のことをご紹介させて頂きました。

 

「ココロに沁みる美味しさ」

やさしい気持ちになれる未来のために♪

皆様、良い一日を！Bonne journée à tous !