Blogizumiブログ

2020/10/14
食べもの

パリのショコラ

 

Bonjour !

 

季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。台風の影響で外出も控えて静かに過ごしていましたが、なんとなく身体の疲れを感じた週末でした。風邪などひかないように、しっかり体調を整えたいところです。

 

さて、先日の店舗からのメルマガでもお知らせさせて頂きましたが、次回のTable d’hôte は「カフェ」をテーマにしています。勉強会のようなものでもあるので、フランス資料より、歴史やルーツのご紹介もさせていただきます。ご都合がよかったら、ぜひご参加くださいね。

パリのショコラ
ショコラ・ショ

 

食べものについて調べていると「活力が増して調子が良くなるものとして広まった」という話がみつかるころあるのですが、この背景は、ショコラも、ハチミツも、みな同じ。

 

それぞれ起源は違えども「身体に良いものに対する人々の関心が高い」ということは、今も昔も変わらずに続いてきていることがわかります。

パリのショコラ

 

チョコレートについて取り上げると、味への追及はどんどん進化

 

最近ではチョコレートの原料である豆の産地にも拘ったものが注目されて、豆からチョコレートへ加工するまでを一貫して製造を行う店も出てきました。

 

この様なショコラティエの世界を表した「Bean to bar」 のフェーヴも登場したほど

https://www.lesabeilles-minamiaoyama.jp/product/?id=1596868860-611134&ca=9

パリのショコラ
Bean to bar 10ピース ビーン・トゥー・バー

 

そして、その中のひとつがこちら。

パリのショコラ
ショコラ・ショーの形をしたフェーヴ(ガレットデロワというお菓子に隠す磁器製飾り)chocolat

 

今日は、こちらの「Chocolat chaud ショコラ・ショ」の話を少し。

パリのショコラ
濃厚な液状のチョコレートのような飲み物 「Chocolat ショコラ」

 

日本では、原料のことをCacao カカオ、粉にした飲み物のことをココア、固まったものをチョコレート=ショコラと呼び分けて使うことが多いですよね。この日本の呼び分けのままに直訳して会話をするとおかしくなることがあります。というのは、

 

フランスでは、液体(ドリンク)も、固まっている板チョコでも、呼び方は同じ

Chocolat ショコラ」という呼称で統一されているからです。

パリのショコラ
固形の「Chocolat ショコラ」

 

フランスでChocolat chaudショコラ・ショを頼むときは「のみもの」という感覚よりは、ケーキを1つ頼むくらいの気持ちで注文することをお勧めします。

 

 

パリのショコラ
Chocolat chaudショコラ・ショ

 

ジャックジュナン氏の店ではカップに注がれてサービスされてきましたが、大半のカフェではチョコレートとミルクとシャンティークリームがそれぞれ用意されます。これを自分好みの味に混ぜて溶かしながら頂くのがフランス流。

 

ショコラ・ショという飲み物は、スプーンでかき混ぜる時間も愉しみ♪

 

 

パリのショコラ
「Chocolat chaudショコラ・ショ」はシャンティーつき @16区のサロン・ド・テにて

 

次回Table d’hôteでは、この体験をみなさんに愉しんで頂けるように計画中!お楽しみに♪

パリのショコラ
パリのカフェ
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