Blogizumiブログ

2020/09/25
食べもの

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

Bonjour ! すっかり涼しくなり、秋を感じられる季節になりました。

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。寒い冬は苦手な方ですが、甘いものが美味しく感じられる季節がやってくることはウキウキします。フランスからヌガーも到着して店舗に並べるところです。

 

2020年はコロナ禍にあって色々なことがありますけれども、お陰様で 9月8日より「レザベイユ南青山」は8年目に突入しました。「8・ハチ・八」と、なんだか「末広がりのハチと共にミツバチにつながって」縁起の良さそうな年まわり。元気に過ごしていきたいと思います。

 

さて、今日はフランスから届いたキャンディーのこと

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

何年もハチミツに関わって仕事をしていると、友人たちがハチミツに関わるものを見つけたときに私を思い出してくれるようで、ハチミツに関わるものをプレゼントしてもらえることがあります。「ハチミツ=izumi」や「フランス菓子=izumi」の図式で思い出してもらえると嬉しいことです。

 

8月は調べ物が多くて、ちょっと疲れ気味でした。そこへパリから届いた贈り物。優しさにじ~んとしながらブログへ書き留めることにしました。

 

フランスらしい絵柄の素敵なパッケージ。缶を開ける前からフランスの香りが漂ってきます。

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

手前の楕円形の缶は「ANISアニスのキャンディー」。すこしスッとする特徴があります。特に南仏の方で親しまれている香料。 見た目は真珠のように美しい白色。まあるく小さな形が印象的。

 

ご存知の方も多いと思いますがフランス人たちに永く愛されている伝統菓子のひとつです。 缶の縁に印字されているL’ABBAYE は「大修道院」という意味。FLAVIGNYの大修道院で作られているキャンディーということです。

 

ハチミツ関係の仕事をしていますが、伝統菓子が好きなことを良く知っている友人からの贈り物。有難くスタッフたちとフランス伝統の味を試食したあとは、フランス語の同クラスのマダムやムッシューたちにもお裾分けしました。 そして、もう一つのキャンディーがこちら

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

缶にはSève de pinの文字。この意味は「松の樹液」。これまた特徴的な形。葉っぱ?ミツバチ?そんな風にも見えす「LA VOSGIENNEVOSGE ヴォージュ地方のキャンディー」

 

ハチミツの中にも花の蜜ではなくsève樹液 が蜜源のものがあります。例えば「PIN パン=松の木」や「SAPINサパン=モミの木」がそうです。

 

辞書でSève を調べると樹液以外にも「精気・活力・気力」の意味も書いてあって興味深々!

 

さらには、

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

ミツバチが作り出す自然の抗生物質といわれる特殊な物質に「Propolisプロポリス」というものがあって、この物質の原料としてミツバチが使っているのが、このsève セーヴ。

 

言葉の意味や成り立ちには、何らかの繋がりや由来があることが多いので「何かありそう」と未知の物質へのロマンを膨らませています。

 

とにかく身体に良さそうなキャンディー。

 

アニスANISキャンディーとセーヴSEVEキャンディー

 

今からの季節は「ヌガー」「レザベイユ・ショコラ」と冬の楽しみがやってきます!上質なプロポリス石鹸も揃いました。

 

季節の変わり目、気持ちと身体の健康管理をバッチリしながら大いに季節を楽しみましょう♪

Bonne week-end !

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