Blogizumiブログ
- 2021/04/16
- 食べもの
- お菓子
フランスの地方菓子【Anis de Flavigny アニス・ド・フラヴィニー】
Bonjour ! 本日よりインスタグラムへ「フランス地方菓子シリーズ」構成数10を掲載しています。@la_ruche_officiel
ここでは投稿したフェーヴ(磁器製)のモチーフ「地方菓子」についての説明をさせて頂きます。合わせてお楽しみください。
こちらは2000年頃のコレクション。私自身がフェーヴに興味を持つきっかけとなった愛着あるシリーズです。お披露目できる機会ができて嬉しい限り。この後も9種類のお菓子が続きます。
では早速、本日のものについてご紹介させて頂きます。
菓子名:Anis de Flavigny アニス・ド・フラヴィニー
地方:Bourgogne ブルゴーニュ
「フランス地図フェーヴ」のシリーズを使って場所をお伝えすると7番目のパズル。組み立てた状態をご覧になっていただくとわかりやすいでしょうか。
商品 → France d'exception 3D フェーヴ『フランス万歳!』(18ピース)【専用箱セット】
ブルゴーニュの説明ページは → ブルゴーニュ地方の場所
アニスの種子に、香りづけをしたシロップを糖衣させた糖菓。フランスでは、甘く、香りのある小さな菓子のことを総称としてボンボンと呼びます。ですので、フランス語でいうとボンボンの一つということになります。
アニスはセリ科の植物。芳香性が強くて、薬効があることから、種子は古くから薬、菓子類、リキュール、糖菓に私用されてきたもので「anis vert アニス ヴェール」と呼ばれます。
「anis vert」に糖衣を付けた丸くて白いボンボンは、この地方がローマに征服されてアレシアと呼ばれていた頃、ローマ人のノフラヴィアンという人物によってアニスの種と名前がもたらされたと言われているそうです。
1591年以降、変わらぬレシピで作り続けられている伝統菓子。独特な香りのアニスは、フランスたちに永く愛されている香りのひとつです。
今では、violette スミレ、orange オレンジなど、様々な香りのものもあります。
フランスならではのボンボン。
写真の缶は、フランスから届いたプレゼント。パリに行きたくても行けずにいる私へ優しい友人がフランスから届けてくれました。優しい味が心にしみます。Merci ♪