Blogizumiブログ
- 2019/10/21
- はちみつ
La Ruche ラ・リュッシュ「巣箱」のこと
Bonjour !
今日は「巣箱」についてと会社のことを少し書いておきたいと思います。
フランス語で「巣箱」は「La Ruche(ラ・リュッシュ)」と言います。実際のRの発音は息を出すような感じですが、日本語で表すとこんな感じ。
巣箱の中はどうなっているかというと、写真のように木枠が並んでいます。
ハチミツができるまでの工程はというと、
1.巣箱の中に並んでいる木枠にミツバチ達が巣を作る。
2.蜜蝋の蓋を平らなナイフで切り落とした後、遠心分離器にかける。
3.蜜蝋の断片(カス)などが混ざっているのでフィルターを通す。
4.数日タンクに入れて蜜蝋などが浮き上がってくるのを待つ(2日)。
5.数日後、液状のうちにそれぞれの形態へ充填する。
この六角形の房室のことを、フランス語で「alveole アルヴェオール」と言います。この単語はバゲットパンにも同じ単語を使うことがあって、パンの中身の白い部分を指す時に「気泡の穴」の意味でもあるます。
穴がいくつも開いている様子を意味しているようで、ゴーフルの凹凸のことも同じ単語で表すこともみつけました。
さて、話を巣箱のことに戻します。
ご存知の通り、ハチミツの製造者は「ミツバチたち」!
そしてハチミツは「ミツバチたちにしか作ることができない特殊なもの」。
この特殊な食べ物を生み出す・創り出す場所が「巣箱:La Rucheラ・リュッシュ」です。
弊社は、この食べ物を多くの方にお届けすると同時に、自然について考える機会につながることも期待して、ハチミツを大切に20年に渡って扱ってきました。 そして、
ミツバチたちのように、良いものを創り出す「巣箱のような会社」で在りたい思いを込めまして、フランス活動を始めて20周年にあたる節目の年に、社名Les Abeilles Japon をLa Rucheへと変更したところです(2019年9月)。
社名は変更しましたが「Les Abeilles 南青山」の店舗名は今まで通り。Les Abeilles から始まったことをこれからも大切に、今後も日本における販売・商標管理を変わらずに続けて参ります。
パリのハチミツ専門店「Les Abeilles 」商品や店主シャクマンデス氏のファンの方もたくさんいらっしゃると思います。
日本におけるレザベイユ商品の販売は、フランスの専門メーカーとの直接的な繋がりを大切にしながら、これからも大事に扱って参ります。どうぞ宜しくお願いします。
プロポリス専門会社の商品、ガレット・デ・ロワ用の王冠やフェーヴ(オリジナルフェーヴ(磁器製の飾り))、地方菓子、食文化や生活紹介など、今まで以上にフランスを幅広く、より深くご紹介させて頂きたいと思っています。
今回はLa Ruche(巣箱)の中の様子をご紹介させて頂きながら、新社名の由来について書かせて頂きました。
これからも、どうぞ宜しくお願いします!