Blogizumiブログ
- 2019/10/08
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フランス蜜蝋で作る<ハンドクリーム>
Bonjour !
今日は蜜蝋のご紹介です。
ハンドクリームの作り方もご参考までどうぞ。
レザベイユ南青山の店舗で行っているワークショップ(ターブルドットvol.4「ハチミツのある暮らしと健康・アピセラピーとは」)でご紹介させて頂きました。
フランスには、ハチミツを使った健康法について書かれた書籍が沢山あります。
店舗で接客させて頂く場合も、このような本の資料を参考にご紹介しています。
さて、今日は蜜蝋を使ったハンドクリームのこと。
蜜蝋はフランス語でCIRE(シー)。
当店のロゴ看板やパッケージにも書いていることが多い単語です。
蜜蝋は、化学的にとても安定した物質です。このことから、
時間が経っても変化しない特徴があります。
水分の蒸発や肌の保湿が失われることを遅らせてくれる保護膜を形成することで、肌に艶と滑らかさを与えてくれます。この特徴を活かして、化粧品の材料として重宝されているものです。
ココナッツオイル と蜜蝋(削っておくと溶けやすい)を合わせて、湯煎で溶かす。
植物オイル(ここではアーモンドオイルを使いました)を加えて、素早く均一に混ぜ合わせます。
硬くなるまで冷まします。
精油を加えて、お好きな香りも一緒に楽しむこともできます。
ここでの分量の割合は、
アーモンドオイル(スプーン1):ココナッツオイル(スプーン2):蜜蝋(スプーン1)
にしましたが、お好みで調整してください。
食べても害のない植物由来成分なのでリップクリームにもなります。今からの季節にお勧め♬
残ったオイルは、料理に使って楽しめます。
当店では、上の写真の様に小さめのブロック(金塊形)のものをご用意しています。ブロック状の表面には、「CIRE(蜜蝋)」の文字が刻印されています。
養蜂家たちは、巣箱から回収した蜜蝋をシート状にして、新しい木枠に取り付けてから巣箱へ戻してリサイクルしたり、型に流して蝋燭を作ったりします。
最近では、
「変化しない特性」と「殺菌力」を利用した新商品
”リネン布に蜜蝋をコーティングした(使い捨てではなく何度も洗って使える)蜜蝋ラップ”
コチラが注目されています!
*当店でも販売中(フランス製)次の機会には、蜜蝋の特徴を活かした他の商品をご紹介したいと思います。
ハチミツも蜜蝋も、ミツバチたちが作る「貴重な物質」。
a bientôt !