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- 2020/05/10
- 食べもの
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ドレッシングは手作り
Bonjour !
今日は「みんなの暮らしオンライン連載「フランス人家庭の食卓」」の中で書き切れなかったことの続きです。https://minna-no-kurashi.jp/article/detail/2918
連載の中で手作りマヨネーズについて触れたので、先日、マヨネーズの基本レシピをblogに載せておきました。 フランス人家庭の食卓。マダムに教わった手作りマヨネーズのレシピ。
ここではVinaigretteヴィネグレット(ドレッシング)のことについてです。
こちらもマヨネーズのように家庭で作ることが珍しくありませんでした。市販ドレッシングを使い慣れていた私にとっては、ドレッシングを手作りするは新鮮なフランス習慣のひとつ。
夕食はEntreアントレ(前菜)からスタート。主にサラダから始めます。このサラダのお供にドレッシングを用意とするので毎日のように準備します。
「基本材料:Vinaigretteヴィネグレット(ドレッシング)」
15g Vinaigre de vin ヴィネーグル ド ヴァン(白または赤のワイン酢)
45g Huile d’oliveオリーブオイル(油の種類は好みでアレンジを)
5g Sel 塩
適量 Poivre コショウ
材料はこれらを混ぜるだけ。 その割合を調整したり、オイルや酢の種類を赤や白で変えてみたりして好みの味に調整します。
① ボールの中に赤ワインまたは白ワイン酢、塩、黒コショウを入れてしっかり混ぜます。*ここでしっかり塩を溶かします。油を加えた後だと塩が溶けません。
② オリーブオイルを少しずつ加えて混ぜていきます。こうして乳化させます。
③ ちゃんと乳化するとトロミがでます。液が濁ったら完成。 化学調味料の濃い味に慣れていると初めは物足りないように感じてしまうかも知れませんけど、素材の味を活かせる良さがあります。
日本だと、ワインビネガーが常に家にあるかどうかの事情は違ってきますけれど、手軽に買えるようになりましたから、すぐに手に入るものばかりです。
基本的にはワインビネガー(ぶどう酢)で作りますがシェリー酢やエストラゴン酢など個性的な酢を使ってアレンジできます。
マダムの家だと、
上記の基本レシピに「バルサミコ酢」をときどき加えています。
写真の黒くみえるところはバルサミコ酢です。私の混ぜが足りなかったから(汗)こうなっていますけれど、しっかり混ぜて均一にしたら、もっと良いでしょう。
<ホームステイ先の割合>
オリーブオイル6:ヴィネガー2:バルサミコ:1 + 塩と胡椒
味をみて調整してみてください♪
2つの単語 「vinaigre ヴィネガー(酢)」と「vinaigrette ヴィネグレット(ドレッシング)」は似ています。
「izumi, vinaigrette」と言われて、「vinaigre ヴィネガー?」と聞き返したら
「いや違う Non, vinaigrette」と、よく言い直されました。
おそらく、酢を基にして作るものだから ドレッシングのことを「Vinaigrette ヴィネグレット」」というようになったのでしょうね。
続きはデザートのことについてです。
A bientôt ! では、また!