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- 2025/04/15
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【フェーヴ】ステップ(2)オリジナルフェーヴのデザインを決めよう!
Bonjour !
ここでは「ガレット・デ・ロワ」を愛する日本の皆さまに、素敵なオリジナルフェーヴつくりについてのおはなしですです。Prime社(フランス)がデザインするコレクションフェーヴの他に、プロ向けにオリジナルフェーヴの手配を承っていまして、前回投稿したブログの続きとして「オリジナルフェーヴ」に取り掛かるための手順のご紹介です。
前のブログはコチラ → 【フェーヴ】ステップ(1)オリジナルフェーヴの形状を決めよう!
【オリジナルフェーヴに取り掛かるための3ステップ】
(1)オリジナルフェーヴの形状とサイズを決めよう!
(2)オリジナルフェーヴのデザインを決めよう!
(3)オリジナルフェーヴの色を決めよう!
◉メッセージ、文字、ロゴ、ペンダントホールなどの有無を合わせて考えて進めましょう♪
実際の資料を使ってステップごとに紹介していきます。
さて、本題のステップ2
(2)仕上げるオリジナルフェーヴのデザインを決めよう!

株式会社 Le Style ル・スティル
Patissrie VIRON Boulangerie(パティスリー・ヴィロン・ブーランジュリー)
「店舗のバゲット袋にバゲットパンが2本入っている形のフェーヴを作りたい」
こちらの希望をかなえるためには「バゲットの写真」「紙袋」「ロゴのデーター」をご用意いただきました。
◎【パン職人とパティシエのための情報サイトChefno】にてオリジナルフェーヴについてのインタビュー形式の記事が掲載されています。良かったらコチラもどうぞ → 2024.01.18 ガレット・デ・ロワに彩りを添える、小さな陶器‟フェーヴ”
◉作成にあたっての拘りポイント
・パンの焼き色 (こんがりきつね色の焼成=Bien cuit ビヤン・キュイ)
・ロゴ入り
・紙袋に立体感を出すために、実際には印刷されていない赤色の線(ライン)を側面に入れる工夫をして仕上げました。
◎本製造の前に、フェーヴの見本品(プロトタイプ)を作って、フェーヴを使って確認していただきます。

フランス菓子の名店として知られた東京・八王子の「ア・ポワン」シェフの岡田吉之
「店舗15周年の記念フェーヴが作りたい」
◎オリジナルフェーヴのエピソードはこちらにも掲載してあります → ア・ポワン岡田シェフ「日本初オリジナルフェーヴ」は宝物
◉作成にあたっての拘りポイント
・「マカロンに思い入れがあるから形はマカロンで!」
・「見た目としては、このまんまフェーヴにしたい」
・「本物の色・質感を出したい」
・「出来たらピエ(マカロンの周りにある)も再現してほしい」
・「裏にメッセージ入れられるかあ」
・「ロゴをプリントじゃなくて彫りこみの方がいいね」
・「色んな色で作りたい」

スズラン柄の裁縫道具をデザインされていデザイナー溝江里映 Anano様へ「フランスには、幸せを運ぶ花としてスズランを贈る習慣がある」エピソードをお話しさせていただいたことがありました。そんなキッカケから、ガレット・デ・ロワやフェーヴにも興味を持っていただけて、スズランをモチーフにしたフェーヴのデザインをご依頼して頂きました。
・スズランを贈るフランス習慣についてのブログはコチラ →
【スズランキャンディー】5月1日「幸せを運ぶスズランの日」とは
◉作成にあたっての拘りポイント
・素焼きの感じに仕上げたい
・ロゴをゴールド色で入れたい
・ペンダントホールを付けたい
・レリーフ状でモチーフがわかるように表現したい

他には、写真から仕上げることもあります。


◉作成にあたっての拘りポイント
・本物のように美味しそうに
・デフォルメしながらも忠実に
・こだわりの食器も細部までリアルに

このように、フェーヴのデザインは自由です!
同じ「ソラマメ」のモチーフであったとしても、色や形の違いで印象は変わります。


ガレット・デ・ロワ用の「フェーヴ」「王冠」「オリジナルフェーヴ」の扱いは、店舗【レザベイユ南青山】を構えるよりも前から行っていますので、その実績は20年以上になります。ご満足のいくフェーヴが仕上がるように最後までお手伝いさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
問い合わせはコーポレートサイトからどうぞ → コーポレートサイト オリジナルフェーヴについて
さて次は、ステップ3
(3)オリジナルフェーヴの色を決めよう!
良かったら続きブログへどうぞ → 【フェーヴ】ステップ(3)オリジナルフェーヴの色を決めよう!
