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- 2025/02/07
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【ハチミツ】タイムの花のはちみつの特徴
Bonjour !
今回は「タイムの花のハチミツの特徴」を詳しくご紹介します。タイムの花のハチミツは、香りが強めのハチミツを好む方に人気の種類です。色は赤みのある褐色。主にフランスでは、南部、南東部、プロヴァンス地方で多く採蜜されています。
さて、随分前になりますが、パリ13区にあったハチミツ専門店「Les Abeilles レザベイユ」の店主ジャンジャック氏が、このようなポケットサイズの参考書を作成したことがありました(2009年)。

「Les Abeilles (レザベイユ)」で販売もしていたので、購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この中では、次のような書き方でハチミツを1種類ずつ説明してあります。
・ Vérité :種類
・ Nom botanique :学名
・ Ressource :蜜源
・ Type de couleur :色
・ Texture :組成
・ Gout :味
・ Provenance :主な採蜜地
・ Indications thérapeutiques :効能(治療) *アピセラピーとは
ハチミツごとに、上記の順番で説明が書いてあります。

「タイムの花のハチミツ」
種類 :Miel d’Thym
植物学名 :Thymus
※蜜源についての資料はコチラ → (後日リンク)

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Nectar :花蜜
Brun rouge :赤褐色
Cremeux :クリーム状
Assez fort :かなり強い
Provence :南フランス
Antieptique :総合消毒
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*上記参考書の抜粋
結晶化する前は写真のように透明感のある褐色をしていますが、結晶化をするとまるでミルクティーのような色になる特徴があります。

「タイムの花のはちみつの特徴」説明まとめ
タイムの花のはちみつの色
タイムの花のハチミツの色は、赤褐色。結晶化するとミルクティーのようになります。
タイムの花のはちみつのテクスチュール
タイムの花のハチミツのテクスチュール(形状)は、通常、透明感のある液状です。結晶化するときには、透明だったものが白っぽくなってミルクティーのような色にになって粒子が大き目のザラザラした状態になります。
*結晶化とは → 【ハチミツ】TEXTUREテクスチュールの変化・結晶化について

タイムの花のはちみつの香り
タイムの花のはちみつには、ムスクのような香りが特徴的。口の中に長く香りが残る種類で、芳香の心地よさを愉しめます。
タイムの花のはちみつの味
タイムの花のはちみつの味は、濃厚でほんのりスパイシーな味わい。

ハチミツに興味がなかった方も、ブログをきっかけにしてフランス産「タイムの花のはちみつ」を味わってみようと思って頂けると嬉しいです。
ハチミツ選びのご参考にしていただけると幸い。Merci



