Atelierワークショップ
- 2025/01/08
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レポート Table d'hôte 第32回 【暮らしの中の「パンデピスを知る」】店舗開催
Bonjour!レザベイユ南青山です。
32回目のターブル・ドットは11月開催でした。今回は、izumiがクリスマス前に開催したかった「パン・デピス」がテーマ。1月の「ガレット・デ・ロワ」とならんで、11月のテーマとして定着しつつある伝統的なパン菓子についてのレポートです。
最近は、店頭で接客させて頂いていても「パンデピス」の認知度が急に上がっているのを実感させられます。見た目は地味なのでパッと目を惹く食べ物ではありませんが、クリスマスの食卓にコレがあるとフランスを感じさせてくれる一品です。
パンデピスの大事な材料の一つ「ハチミツ」
当店はハチミツ専門店ですから、まずはパンデピスに使われているハチミツのご紹介から始まりました。
◆ハチミツの違い
パン・デピスはとても歴史のある食べ物で、同じ呼び名でも地方や販売店によって随分と違いがあるそうです。
そして、地方によって使われているハチミツにも違いがあることに注目。
皆さまに「ミエル アカシア」と「ミエル シャテニエ(栗の花のハチミツ)」を食べ比べで頂きました。
「こんなにちがうんですね!」と驚きの声。
ちなみに、当店の定番パン・デピスは「ミエル シャテニエ」を使用しています。ドイツより(アルザス地方)のレシピ。
◆生地の違い
「パン・デピス」と同じ呼び名のものでもフランスには色々なものがあるようです。ビスキュイ(ビスケット)生地、パン生地、パウンドケーキのような生地と、色々なタイプのものがあります。
ちなみに、当店で販売している2種類のパン・デピスは、ライ麦と小麦を使っているパン生地のタイプと小麦だけで仕上げてあるパウンドケーキのような生地の2タイプです。
今回は、ご参加下さった方の中にお菓子研究家の方もいらっしゃいました。クリスマスが近づくとビスキュイ生地のパン・デピス(ジンジャーマン)を作ることもあるそうで、その製作エピソードも聞かせて頂けました。そして、アルザス地方のパン・デピスの食べ方とパリとの違いなど、Izumiとの掛け合いの中からパンデピスの話題がふくらんで、楽しいひと時になりました。
◆パン・デピスはどうやって食べるの?
さて、お楽しみの実食の時間。今回は実際にフランスで食べられているように、レバーペースト、チーズ、バターご用意して、せっかくなのでボルドー産の赤ワインと一緒に味わって頂きました♪
・レバーペーストは神楽坂のシャリキュトリの無添加のもの
・チーズは冬の時期だけ食べられるもみの木の樹皮に巻かれたモンドール
・バターはフランスの無塩バター
当店のターブル・ドット ならではの組み合わせ。
レバーペーストと一緒に食べると甘さやスパイスが引き立って、より美味しくパンデピスが味わえて新しい味の発見でした。
◆ お勧めの食べ方
パンデピスは、温めると香りが立ちます。だから、ちょっとトーストしてほしい。
そこへ、バターをのせるのも美味!
Izumi としては、写真ようにフォアグラや豚のペーストなどをのせるが一番お勧めしたい食べ方だそうです。写真は(Izumiパリ撮影)トーストですが、パンデピスを使って、パテ(ペースト)を召し上がってみてください♪
いろいろ、食事としてのパンデピスを愉しんだ後に「パンデピス・オランジェ」を召し上がって頂きました。
こちらは、プロヴァンスで作られている輸入商品。オレンジのコンフィ(プロヴァンスの名産品でもある砂糖漬け)も生地に入っているので、スパイスの他にオレンジの自然な香りや甘みがあって、生地はねっとり食感。デザートとしてお勧めのパン・デピスです。
◆童話の中のパン・デピス
グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に登場するお菓子の家は「パン・デピス」で出来ているそうです。私たちは子供のころから知らないうちに「パン・デピス」と出会っていたんですね。
お時間の都合でフルバージョンではご覧いただけませんでしたが、ご紹介していた「Le Petit Bonhomme de pain d'épices」のフランス語のビデオはYouTubeでも検索すると見ることが出来るそうです。興味ある方は検索してみてください。こんなビデオを流しながらクリスマスの準備をしたら、楽しくできそう♪
皆さんとパン・デピスの知識が広がったターブルドット! お陰様で、パンデピスのあるクリスマスを皆さまと楽しくご一緒に過ごせた90分となりました。merci beaucoup!!
ほんとだ!2025年の新作フェーヴ(現在販売中のFEVEフェーヴ)の中に「パンデピスの家」がありました!
Fève Il était une fois 『むかし、むかし・・・』(10ピース)Prime社製
パンタイプ・クッキータイプ、パンデピスがあるだけでぐっとフランスのクリスマス気分が味わえますので。皆さまも是非クリスマス準備リストに加えてみてください。
さて、次回のターブル・ドットは
2025年1月11日(土)
第33回テーマ「色んなガレット・デ・ロワを愉しむ」
おかげさまで早々に満員御礼となりました。
ご参加お申し込みをされたお客さま、さまざまなガレット・デ・ロワをお用意してお待ちしております!ご一緒に愉しみましょう♪ 次回のレポートもお愉しみに