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- 2024/04/19
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【ハチミツ】プランタン(春の花)のはちみつの特徴
Bonjour !
プランタン(春の花)のハチミツは、蜜源となる植物は様々。野原、牧草地、タンポポやタイムなど色々な植物を蜜源として、ミツバチがMielミエル(天然はちみつ)を作っています。
春の花のハチミツはフランス全土で採取することができますが、採蜜されている大半は「Corza コルザ(菜の花)」の栽培地域のものです。このことから、主な蜜源は「 Corzaコルザ( 菜の花) 」といわれている種類です。実際、レザベイユのプランタン(春の花)のハチミツを分析したところ、約70%が「Corza コルザ(菜の花)」が蜜源であるという分析結果でした。
ここでは、その「プランタン(春の花)のハチミツの特徴」を詳しくご紹介します。
・ Vérité :種類
・ Ressource :蜜源
・ Type de couleur :色
・ Texture :組成
・ Gout :味
・ Provenance :主な採蜜地
・ Indications thérapeutiques :効能(治療) *アピセラピーとは
「プランタン(春の花)のハチミツ」
種類 :Miel de Printemps
植物学名 :***
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Nectar :花蜜
Creme :クリーム色
Cristallisation tres fine et souple :とても粒子が細かい結晶状、なめらか
Puissance moyenne,vegetal :香りの強さは中程度、植物の風味、甘めでフルーティー
Regions de grande culture du corza :フランス 主として菜種栽培の地域
Bore et Calcium :ホウ素とカルシウム
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*ここでは、上記参考書の抜粋と他の参考書を元に日本語訳の箇所は一部編集して載せました
「プランタン(春の花)のはちみつの特徴」説明まとめ
プランタン(春の花)のはちみつの色
春の花のハチミツの色は、白っぽいクリーム色であることが殆んど。色の違いは、採餌される植物の違いによってもたらされることから、非常に明るい白から灰色、黄色みがかっていることもあります。
プランタン(春の花)のはちみつのテクスチュール
プランタン(春)の花のハチミツのテクスチュール(形状)は、非常に細かな粒子の結晶化をしているのが特徴です。粒子が細かいことからなめらかなクリーム状をしています。結晶化*はとても早く進むハチミツです。
*結晶化とは → 【ハチミツ】TEXTUREテクスチュールの変化・結晶化について
プランタン(春の花)のはちみつの香り
香りの強さは中程度。植物の風味が感じられ、甘めでフルーティーな香り。
プランタン(春の花)のはちみつの味
春の花のはちみつの味は、ほのかにフルーティーで、甘みはしっかりしています。フランスの中でも COLZAコルザ(菜の花)を栽培地域での採蜜が多いハチミツです。このことから、主たる蜜源はCOLZAであることが多く、酸味はなくてフルーティーな味わい。やさしい香りとしっかりした甘みが特徴のハチミツ。
香りや甘さの主張は、さほど強くないので「贈り物」としてもオススメの種類。
ハチミツに興味がなかった方も、ブログをきっかけにしてフランス産「プランタン(春の花)のはちみつ」を味わってみようと思って頂けると嬉しいです。
色々な蜜源のハチミツを並べて「色」「香り」「味」「食感」を比べながら味わってお愉しみください。