Blog商品コラム

2024/11/29
お菓子
コラム

【フランス菓子】「ガレット・デ・ロワ」と「ガレット」Galette ガレットってなあに？

Bonjour !

ここでは「ガレット・デ・ロワ」と「ガレット」を使って「Galette ガレット」について、フランスの資料よりご紹介します。

Galette ってなあに？

さて、タイトル写真のフランス菓子の名前はご存知でしょうか。当店でも１月だけに販売をさせて頂いているフランス菓子です。お求め（ご予約）はコチラ　→　【ご予約商品】1月店頭お渡しのみ【ガレット・デ・ロワ・オ・ミエル＜はちみつ使用＞】限定数

ようやく、最近になって日本でも知られるようになってきたフランス菓子「ガレット・デ・ロワ」。当店 Les Abeilles Minamiaoyama　はフランス産ハチミツの専門ですから、ハチミツを使って仕上げています。こちらは、12月締め切りのご予約分だけ製造販売させていただいていまして、1月だけのお愉しみ商品♪

【フランス菓子】「ガレット・デ・ロワ」と「ガレット」Galette ガレットってなあに？

特製「ガレット・デ・ロワ」はLes Abeilles レザベイユのフランス産ハチミツを使用しています

生地の中に隠す磁器製飾り（＝フェーヴ）もフランス製。フェーヴは、ハチミツと同時期から扱っている商品でして、早２０年以上前から関わっています。製造元のアトリエ紹介はコチラ　☞　Blog 商品コラム【フェーヴ】ガレット・デ・ロワ用のフェーヴのアトリエ

フランスの製造元から新作が当社へ直接入荷しています。プロ向けの卸し販売も小売りも、毎年の新作を楽しみにして頂けると嬉しいです。「フェーヴ」についても詳しくご紹介したいところですが、今回は話を戻して「ガレット」について。

「Galette」

タイトル「Galette」には、いろんな意味や使い方がありまして、こちらも「Gelette ガレット」

ビスケットの上に刻印されている文字　GALETTE　は見えますか

「Galette des Rois ガレットデロワ」と「Galette de Provence ガレット・プロヴァンス」

どちらも同じつづり「GALETTE　ガレット」

まだ、詳しく紹介をさせて頂いたことはありませんが、昨年の秋より新商品としてご紹介しはじめた古代麦の粉を使用している希少なガレット（＝ビスケット）です。

「Galette de Provence ガレット・プロヴァンス」130g（André Boyer アンドレ・ボワイエ）

Galette de Provence ガレット・プロヴァンス　130g（André Boyer アンドレ・ボワイエ）

Galette de Provence ガレット・プロヴァンス　3個（André Boyer アンドレ・ボワイエ）

「ガレット・デ・ロワ」の由来について（後日リンク）別途、詳しくご紹介させて頂く予定です。

少しだけお話しさせて頂くと、もともとは、今のような磁器製のものではなくて、ソラマメをパンの中に隠していたことに由来しています。このようなことからソラマメをモチーフにしたフェーヴをガレットデロワに好んで使うお店もあります。

そして、ガレット・デロワの歴史の中では、貴族たちがソラマメの代わりに金貨を使うこともありました。

2011年には、このようなコレクションフェーヴがありました。

この名残から、フランス語で「ガレット」というと、丸くて平たいもの（クレープやビスケット）菓子のことでもあり、小銭の意味もあるようで、次のように使うこともできる単語です。

「大金＝grosse galette」＝「Grosse 大きな」という意味といっしょにgaletteという単語をつなげて表現できます。他には、小銭をもっているよと伝えたい時に「j'ai de la galette 」といっても「ガレット＝お金の意味」で通じます。これらは、話し言葉での表現になりますが、今でも通用するので、機会があれば使ってみてください。

そして、こんな食べ物も Galette ガレットと呼ばれていて、フランスでは馴染みがある食べ物ものです。