Blogizumiブログ
- 2023/11/28
- 食べもの
- フランス文化
- お菓子
「ガレット・デ・ロワ」は、和気あいあいと愉しもう♪
「ガレット・デ・ロワの時間」
Bonjour !
今回は「ガレット・デ・ロワ」のおはなしです。ずっと関わってきている商品なのですが、ブログを公開できていないままになっていました。いざ!張り切って、どこよりも詳しくご紹介していきたいと思います。
まずは、ここにテーマとして取り上げた理由から書かせていただきます。
少し前置きになりますが、私がホームステイを目的にパリに住み始めたのは1999年9月。渡仏前に、製菓製パン材料の輸入会社に4年半勤めさせて頂いていたことから、当時、フランス菓子職人の方とお会いする(パリや地方へのアテンド、シェフの講習会の補佐など)機会が多くありました。
けれど…当時(今から23年程前)は、フランス菓子職人の方でさえも、1月に何度も食べる「ガレット・デ・ロワ」お菓子や習慣のこと知る人は、殆どいない頃のこと。
さて、皆さんは、このお菓子「ガレット・デ・ロワ」のことはご存知でしょうか。
・ガレットデロワとは?(後日リンク)
・ガレットデロワって何?(後日リンク)
・ガレットデロワの歴史(後日リンク)
・ガレットデロワのレシピ(後日リンク)
私は、パリに住み始める前は神戸に住んでいました。日本の中でも群を抜いてパン屋やお菓子の店がとても多い街。福岡から上京して暮らし始めたときには、その数に驚いたものです。
そして、私はフランス菓子が大好きだったので、学生時代にはケーキ屋でアルバイトをしたり、お菓子作りをしたり、遠くのパティスリーまで車で出かけたりもしていました。けれども「ガレット・デ・ロワ」には出会うことはなくて…
当時の私は「ガレット・デ・ロワ」のことは、何も知らなかったです~。
パリのホームステイ先で食べた「ガレット・デ・ロワ」に感動しました!
それは「おいしい!」というだけじゃなくて、その楽しみ方♪
「皆で和気あいあいと分け合って愉しむための菓子である」ということに感激!
あぁ、なんて素敵なお菓子だろう!
家庭だけではなく、1月に友人宅にお呼ばれしたら「ガレット・デ・ロワ」
学校、市役所、会社… あちこちで何度も楽しみます♪
こうして、私は「ガレット・デ・ロワ」のファンになり、フランス菓子職人のシェフやオーナーの方をフランスでアテンドするたびに、ステイ先で食べた素敵な「ガレット・デ・ロワ」の話を毎回しながら伝えてきました。そして「ガレット・デ・ロワ」とは切っても切り離せないフェーヴと呼ばれる磁器製の飾りに携わることになって20年以上になります。
そんなことから、ハチミツをメインに扱っている「レザベイユ南青山」の店舗には、フェーヴが並んでいますし、ホームページのオンラインショップ(商品一覧)にも「フェーヴ」のページがあるわけです。
当時、アテンドをしながら気づいたのですが、「ガレット・デ・ロワ」は1月にしか登場しない特別なもの。だから。フランスで修行されたことがあるパティシエでも、滞在した季節によっては「ガレット・デ・ロワ」に出会うことなく帰国してしまうことになります。それと同じように、
フランス旅行を何度もしたことがある人でも、1月の寒い時期の滞在をしていなかったら素敵な「ガレット・デ・ロワ」を食べる機会はもちろん、ショーウィンドーにズラリと並ぶ様子も見ることなく、遊んで食べる楽しみを知るチャンスに出会いえない。。。。あぁ、これは残念なこと!
「皆で和気あいあいと分け合って愉しむ素敵な習慣と共にあるフランス伝統菓子ガレットデロワ」
こんな愉しいお菓子は他にはありませんから、日本にも広まってほしいです♪
子供から大人まで、皆が一緒に集まってワイワイ楽しむ♪
素敵なお菓子だから日本でも楽しめるようになってほしい。そう願って今に至ります。
続き ~「パリ生活、1月の手土産はコレ」(後日リンク)