Blog商品コラム
- 2021/04/12
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【フェーヴ】ガレット・デ・ロワ用 フランス地図(7- 12)中編
Bonjour !
レザベイユ南青山の店舗及びオンラインで販売している「ガレット・デ・ロワ」用のFEVE(フェーヴ)
☆2021年コレクションより☆
【France d'exception 3D フェーヴ『フランス万歳!』(18ピース)箱入・限定数】のご紹介です。
こちらは、インスタグラムのページで18日間かけて1ピースごとにご紹介させて頂いたのですが、せっかくなので、ブログページからご覧いただきたいと思います。フェーヴをフランス旅行気分でお楽しみください。
※18ピースもあるので容量がおさまりきれず、3回に渡ってのご紹介になります!
~ こちら前回からの続きよりスタート
では、さっそく続きからスタートしましょう♪
Bon voyage !
パリから南東に車で1時間くらい走ったところから起伏の穏やかな丘が続く景色になってきます。春になると菜の花が一面に広がって、美しい眺めを楽しませてくれる地形です。
食べ物でいえば「Escargotエスカルゴ」が名産。フェーヴには、このEscargotがシンボル的にニョロっと表現されています。黒くて丸い粒は「Cassis カシス」。日本語だとクロフサクズリと呼ばれる木の実。名産品と言われるだけにCassisの歴史やリキュールの製造過程をみられる博物館もある地区。
料理はCoq au Vin コックオヴァンと呼ばれる鶏肉の赤ワイン煮が有名。3Dのエスカルゴの奥にひっそりと描かれている鶏もお見逃しなく。1つのフェーヴに名産品が3つも表現されている欲張りなデザイン。Vin ヴァンは、ワインのフランス語。
この地区の中心地はDijon ディジョン。マスタードや高級ワインの産地としても名高く、世界文化遺産に登録された特殊なぶどう畑の区画や Côte d’or コートドール(意味:金の丘)と呼ばれる丘陵地の風景やワインを楽しみに訪れたいところです。
私事ですが、ロマネ・コンティの畑を見る目的でBourgogneへ出かけた日は雨でした。いつか天気の良い日に再訪問したいと今も思っています。ただ今、フランスで撮影した写真を定期投稿する準備をしています。@izumi_y_paris からもお楽しみ頂けたら幸いです。
パリの北東部。パリから車でも出かけやすい距離。TGVだと1時間もかからないシャンパンの街がReims ランス。英語とは読みと違うのでアルファベットの読み方に迷うのは私だけでしょうか。
Reimsは、フランス王の戴冠式が行われていた格式のあるノートルダム大聖堂も有名ですが、フェーヴのモチーフには、やっぱりシャンパン。シャンパンボトルと一緒に描いてある男性は天才詩人Rimbaudランボーでしょう。フルネームはArthur Rimbaud。20歳まで詩人、後世は貿易商として活躍した天才の故郷である街には、記念館、生家や墓もある地方。ファンにはたまらない場所のようです。
ドン・ペリ、モエ・シャンドン、ルイナール、テタンジェなど、世界に誇るシャンパン造りの村。ワインに詳しくなくても、ワインセラーに立ち寄りながら巡りたい町。Don Perignon,Moet et Chandon,Ruinart,Taittinger
フランスの北東部。ドイツと隣接しているのでドイツの影響が色濃く残っている地方。17世紀にはフランス王政下にあり、普仏戦争ではドイツ領、第一次世界大戦でフランスに戻り、第二次世界大戦でナチスドイツに占領され、戦後再びフランスとなりました。
Alsace全域で開催されるクリスマス時期のマーケット Marche de noël マルシェ・ド・ノエル、ビール、ワイン、建物は絵本に出てきそうな木骨組みの家(colombageコロンバージュ)、名物料理としてはシュークルートが浮かぶでしょうか。
フェーヴには黄色の実。コレは何かというとロレーヌ地方名産の西洋すもも Mirabelle ミラベル。半透明の黄色い実をしています。この黄金色の梅の様な果物はこの土地の代表的なくだもので、なんと世界に流通している70%の生産量を誇る土地がLorraine。ジャムやタルトにのせる果物として人気の果物です。
ミラベルはフランス人に人気の高い果物ようです。パリのマルシェにMirabelleが並ぶと自慢げにオススメされたので間違えないでしょう。とにかく Mirabelles といえば Lorraine。
茶色の輪のモチーフは「Brezel ブレッツェル」。アルザス地方の銘菓。独特な形をしています。この由来は、腕を胸の前で交差させて反対側の肩に触れている祈りのポーズ、または、腕組みをしているところなど諸説あります。塩味が効いていたものが主流で、ビールのおつまみにも人気。クリスマス時期のマルシェにも沢山ならびます。
よくみると黒いデッサンも描いてあります。これはアルザス地域の民族衣装。アルザス地方の土産品や絵葉書などのイラストに登場します。レストランで出てきたコーヒーカップに描いてあった記憶がよみがえりました。
緑と水に恵まれたジュラ山脈の麓に広がる地方。場所は少し前のBregogneブルターニュ(エスカルゴがモチーフ)の東。
神殿のようにも見えるモチーフは、世界遺産La saline royal d’Arc-et-Senans アル・ケ・スナンの王立製塩所。現在は製塩所としての役目は停止しており博物館や資料館となっています。
Fromageフロマージュ (チーズ)は有名なCompté コンテ。ハード系で料理にも良く使われる濃厚な味わいでナッツのような香りが特徴のもの。
隣にある丸いFromageはMont d’Or モン・ドール。冬だけに製造されるクリーミーなタイプ。スプーンですくって食べます。
有名な建築家ル・コルビジェ作のロンシャンの礼拝堂ノートルダム・デュ・オーがあるのもここ。
フランスの中南部。Puy-de-Dôme ピュイ・ド・ドームという名前の山を中心とした火山群のある地域。四方を陸に囲まれています。
中心はClermont-Ferrandクレルモン・フェラン。山脈や休火山があり、肥沃な土地に湖や牧草地帯が広がっています。ミネラルウォーターとして馴染みのあるVolvicヴォルヴィックは、ここPuy-de-Dômeピュイ・ド・ドーム山で採水されて届いています。
モチーフはFromageフロマージュ(チーズ)です。雄大な牧草地と連なる酪農地帯。特にチーズ作りが盛んです。最古のチーズと言われているCantalカンタルもここ。料理にもチーズを加えるものが多い地方です。St.Nectaire,Fourme d'Ambert,Salers,Bleu d'Auvergne、セミ・ハード系が多く生産されています。
山が多いので交通は不便だけれども、温泉があったり、ロマネスク教会も多く点在しています。チーズを見つけたら、雄大な山々を思い描きながら味わうことにしましょう。
私事ですが、友人に誘われたことで初めてパリから列車で(3時間40分)向かった地方がClermont-Ferrandでした。友人宅に滞在させてもらったときに馬を飼育している友人を紹介してもらったり、ヴォルヴィック採水地を一緒に見学しに出かけたりしてくれました。その当時の話や写真もblogへご紹介していきたいものです。デジカメがなかったのでネガですけどね。
スイス、イタリアと国境を接するフランス南東部です。Lyon リヨンやVienneヴィエンヌは古くから繁栄した街。金融や産業の中心であるだけではなく美食の町としても有名。フェーヴのモチーフは山羊と葡萄。ボトルはSavoie サヴォワワインを表しているのでしょうか。
私事ですがプロ向け(パティシエ)のアテンドをさせて頂いていたので「世界最大級の外食産業イベントShiraシラ」開催地のイメージの町として美食の印象が強くあります。
アルプスを望む山岳地帯はスキー場が沢山あることも有名。私のステイ先だったマダムも毎冬スキーを楽しみに訪れていました。
LYONは「星の王子様」の著者サンテグジュペリの生まれた町。街の中心にある広場には銅像もあります。世界中で親しまれている小説ですね。本日はフランス地図のフェーヴですが星の王子様シリーズのフェーヴもあります。またの機会に掲載しますね。
18個構成の中で、12個のご紹介できました。
つづきから完成まではコチラからどうぞ
ただ今、フランスで撮影した写真を定期投稿する準備をしています。@izumi_y_paris こちらからもフランスをご一緒にお楽しみ頂けたら幸い。
では、つづきは次回ページ(13-18)後編へ ~
Bon voyage !よい旅行を!