Blogizumiブログ
- 2020/12/28
今年のクリスマスカード
Bonjour ! izumiです。
クリスマスはいかが過ごされましたか?私は30年ぶりに実家の両親と過ごすことができました。随分と高齢になって耳は遠くなりましたけれど、有難いことに元気にしております。
さて、今回は今年のクリスマスカードについて、お話ししたいと思います。
日本では年賀状の方が多いと思いますけれど、私は、毎年の恒例行事としてクリスマスカードを投函しています。今の仕事につながる活動を始めた当時からの決め事として今まで続けています。きっかけは、フランスの会社から自分に届いたカード。これがとっても嬉しかったからです。いたって単純な動機です。
大した取引をしていない30歳手前だった私に届いたカードは、手書きの一言メッセージとサイン入りのものでした。海外でよそ者のような寂しさを感じていた寒い冬のことで、これが冷えた心の中を温めてくれたんですよね。「日本人の私なんかにわざわざ書いてくれるなんて… 嬉しい 」
カードを送り合う素敵な習慣。「よし!私も送ることにしよう!」
こう自分で決めたことを守りたくて20年ずっと続けています。たまに準備が間に合わなくて年賀状に切り替えた年もありましたけど(笑)。フランス関係の仕事ですし、出来る限り年賀状ではなく「クリスマスカード」にしています。こうして年に一度のご挨拶をさせて頂いています。
そして今年のカードはコチラをお届けしました。
切手は毎年の記念切手。
今年のデザインは結構お気に入り♪
実は、だいぶ早くから準備していたのですが、今年はカードに使う写真選びに普段以上の時間がかかりました。
その理由は、商品写真や店舗写真だと気分が合わなかったから…
過去の「震災の年」に選んだのはコチラの写真。この時は、教会内の蝋燭。
今年もこの時に近い気持ちだったから、どうしても華やかで楽しい画だとシックリこなくて悩んでしまいました。そうして、ようやく選んだのがこちら。2013年に撮影したクリスマスのパリの夜。場所は17区の公園。
公園の片隅に設置された小さなメリーゴーランド
寒さを感じさせないあたたかな光景
すぐに一周してしまう小さなメリーゴーランド。子供が見える度に両手をあげて一斉に”バンザーイ!”と盛り上げる大人たち。大きなリアクションの様子をみてこちらも笑顔になりました。
小さなメリーゴーランドがキラキラ輝いて大きく映って印象的でした。
ささやかな幸せ・日常の中の楽しみ♪
”暗闇の中に輝く希望の光・コロナ終息の願いを込めて”この写真に決めました。
Joyeax Noel et Meilleurs voeux !
2021年が皆様にとって素敵な年になることを心より願います。
次回は、
クリスマスと繋がりのあるla crèche クレーシュについて
1月のお菓子「Galette des rois ガレット・デ・ロワ」に隠す「fève フェーヴ」を使って詳しくご紹介したいと思います。