Blogizumiブログ
- 2018/11/26
1匹のミツバチが一生かけて作ることができるハチミツ量は「ティースプーン1杯」
Bonjour !
数年前から注目されるようになっているハチミツ。最近は雑誌やTVなどでも取り上げられることも多く、タイトルに書いた言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
私が渡仏したころは、ハチミツの味や色に種類があるなんてことを知っている人は殆どいなくて、身近なところに専門店なんてものはありませんでした。
当時の私にとってハチミツと言われて浮かぶイメージは
「ただ甘いもの」「嫌いではないけど、特に好きではないもの」「家に常備してはいない食べ物」「見た目は透明でとろとろ、チューブに入っている」「アカシア、レンゲ、百花蜜」でした。
面白いものがあるのかもしれない。と、アテンド先のリスト候補の一つになる期待をしながら訪れたパリのハチミツ専門店<Les Abeilles(レザベイユ)>。
この頃、パリの雑誌 SAVEUR(サヴ―ル)の中でハチミツを使ったレシピ特集の掲載があって、たまたま取材される機会にも恵まれ、パリのレストランシェフや5つ星ホテルへアテンドした際に知っているのかどうか聞いてみたところ、評判が高くて、ハチミツ好きな友人を含めて
「小さなお店だけど高品質のハチミツを扱っていていい店だよ」と良い評判を耳にしました。
何よりも、私自身が目からうろこだったフランスハチミツ。
味、色、香り、種類の豊富さに驚いて、自分が今までハチミツだと思って食べていたものは何だったのかとショックを受けました。そして、
アテンド先にしながら、店主でもあり養蜂家でもあるシャックと話をする時間が増えて多くを教えてもらいました。
タイトルにした通りにハチミツとは、貴重な食べ物。
”ミツバチにしか作ることができない。.それもティースプーン一杯程度”
それくらいしかできないものとは知らなかった。
ハチミツについても、ミツバチについても知らないことが多くて驚きの発見ばかり。
パリで自分が受けた驚きとハチミツには種類が沢山ある面白さを周りのシェフ達に知ってもらいたい。是非、味覚に鋭いプロのシェフに食べてみてもらいたい。味や香り、見た目の面白さがある貴重な食べ物として紹介していきたい。
そうして、日本のパティシエや料理シェフ、ブーランジェの方々へ伝えていくために、Les Abeilles レザベイユへのアテンドを始めました(2000年~)。
ハチミツとは何なのか、今後のブログに少しずつ書いていきます。
メインで扱っている専門的な商品ですので、少し先ですがワークショップのテーマでも取り上げていきます。
お楽しみに。Bonne journée !