Blogizumiブログ
- 2021/04/28
- コラム
サステイナブル(サスティナブル)とは?
最近、日本でもよく耳にするようになった【サステイナブル】という言葉はご存知でしょうか。私がこの言葉に興味を持ち始めたのは2016年の春。パリでの出来事がきっかけでした。
いつものようにLes Abeilles(レザベイユ)店主や個人的に親しいシェフパティシエSebastion Gaudard氏と話をしていた2016年4月の店先で、
「このビニールの袋は使わなくなるよ」という袋のことがそれぞれで話題になりました。
「どういうこと?デザイン変えるの?」と私が聞き返すと
「NON ノン」「ビニール袋の配布が禁止になるからだよ」と教わりました。
この日、ステイ先のマダムに昼間の出来事を話しました。すると
「みんな、プラスチック製品のごみの山をニュースで見てショックを受けたのよ」
「日本ではニュースになってないの?」と逆に聞き返されました。
どんなニュースだったのか詳しく聞くと
「先進国のプラスチックごみが他国に捨てられている問題。プラスチックは分解しないから溜まる一方でごみの山となっている様子。そして、そこにいた馬がプラスチック製品を餌と間違えて食べようとしている場面が放映されてショックを受けた」というのです。
もう5年くらい前の話になりますが、こんな内容だったと記憶しています。
こんな風にして、私はフランスでの大きなニュースと取り組みを知ることになりました。
フランスでは2016年7月より法律が施行され、スーパーに設置されていた無料の薄いビニール袋は禁止となりました。厚さが50ミクロン未満のプラスチック製を使い捨てとして規定。続いて、ほかの業種で使っている包材についても2020年1月から禁止される法律が施行される計画になっていたのです。
このことから、2016年の春は、ハチミツ店でも、パティスリーでも、袋が話題になりました。
そして、7月1日以降は有料・無料に関わらず禁止。EUに加盟する全ての国が2025年までに使い捨てレジ袋の使用を年間40枚(1人当たり)まで削減すると決めました。こうして、世界で初となる「プラスチック製の使い捨て容器などを禁止する」法律が2020年1月1日から施行されました。
2019年6月のブログ → フランス全土でレジ袋の配布が禁止に
法律が施行される直前の6月。パリの街ではプラスチック製品の扱いが大きく変わっているとハッキリ感じられました。この時のことをブログに書いています。
この後、「蜜蝋ラップ」(【蜜蝋】ミツロウについては後日リンク)を製造開発しているフランスの会社と出会うことに繋がっていきます。この時の話は、またの機会にご紹介させていただきます。
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※「蜜蝋ラップ S/M/Lサイズ各1枚 3枚セット」は終了しました。
そして話を戻しまして「サステイナブル」について。
詳しくは、こちら 「Benesse株式会社ベネッセホールディングス企業サイト」で詳しくご紹介されていますので、リンクさせて頂きます。
以下は、上記サイトを参考に抜粋させて頂いたもの。
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Sustainableとは、持続可能であること、とくに環境破壊をせずに維持、継続できるという意味の英語。1987年に国連「環境と開発に関する世界委員会(WCED:World Commission on Environment and Development)」が公表した報告書「われら共有の未来Our Common Future」の中心的な考え方として、持続可能な開発sustainable developmentという概念が提唱されました。これが世界から広く支持されたことから一般的な環境用語として使われるようになっています。(一部省略)
WEBIO 新語時事用語辞典によれば、
サスティナブルは英語ではsustainableと表現し、「持続できる」「支持できる」「耐えられる」といった意味を持つ。 サスティナブルの語が社会に知られるようになったのは、2015年9月の国連サミットにおける「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された「持続可能な開発目標(SDGs)」である。 (2021.04.18 現在)
との説明が書いてありました。
フランス語で継続可能なという意味の単語は
Durable デュラーブル = (形容詞)永続的な
といいます。
そして、私はこのフランス語「Durable」について、他にも興味を抱くきっかけがありました。
それは、今年から販売をスタートした新商品「BIOプロポリス石鹸」の商品説明文(フランス語)の中に使われていたからです。私にとっては、フランスからプロポリス石鹸の改良計画を聞いたことから覚えた単語となりました。
こうして、「サスティナブルな商品開発」の取り組みとして「プロポリスBIO石鹸」の話へとつながっていきます。
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この続きは、またの機会に A bientôt