Blogizumiブログ
- 2019/09/02
- 食べもの
パリで本を買いにいく
Bonjour !
今日はフランス・パリで本を買った日のことを書きたいと思います。
この日、パリは朝から大粒の雨でした。出かける気がなくなってしまう土砂降り。
天気が良ければ、散歩にで出かけたい週末でしたが大雨。
お疲れ気味だったマダムはベッドの中。
さぁて今日は、どうしようかなぁ~。と雨雲に覆われた空模様を眺めていました。
大粒の雨に打たれるテラスをみて、雨の強さを感じながら、
どうしようかと悩みながら頭の中でアレコレ考えを巡らしていました。そして、
「あ!そうだ、本屋さんへ行こう!」
「欲しかった専門書を探すにはいい日♪ よし、行こう!」と思い立ちました。
マダムに ” je vais à Fnac = Fnac フナックに行ってくる” と声をかけて家を出ました。
FNAC → Paris Fnac Saint-Lazare
私の行きつけはSt.Lazare(サン・ラザール)駅の近くにあるFnac。歩いても行けますが、雨だったのでメトロを使って向かいました。降りるのはSt.Lazare駅。
パリの中でも主要な駅の一つ。ターミナル駅なので、大きい。最近はショッピングエリアも充実していて、多くの人が利用しています。
歴史ある大きな駅は、モネの絵にも描かれていることでも有名。
99年からの3年間、毎日のように通った語学学校へ向かう途中、メトロ(地下鉄)の3番線から12番線へ乗り換えていたのもここの地下。
この辺りは、有名な「プランタン」や「ラファイエット」などの老舗デパートからも近いところ。郊外から入ってくる電車もあって、駅を使う人々やメトロ利用者の往来も多くて、大通りはバス通りでもあるから賑わっています。少し歩けば、オペラ座もあるパリの中心。
なんでも揃う大型書店FNAC。今日は、お目当ての専門書を探しにやってきました。
私がパリ生活をしていた当時よりも増えた漫画エリア。
フランス語でも漫画は「MANGA」で通じます。たくさんの日本のマンガが並んでいます。昔は床に座り込んで読んでいるフランス人たちが多かったのですが、椅子が設置されていました。
お目当てはここではないので、専門書のエリアへ。そして、色々と比較して、1冊の本を選びました。本屋には2時間くらい居たと思います。雨だから慌てることもなく。そして、
雨の中を両手で抱えて持ち帰ったのは白表紙の分厚い本。かなりの重量。
家に持ち帰ってマダムに「本を買ってきたよ」話をしたら。
「見せて~」
「あら?!コレ持ってるわよ!私のものは、ひとつ前の出版のものだわ!」と笑顔。部屋に戻って黒い本をもってきて見せてくれました。
WOOOO! びっくり♪
さすが、料理好きなマダム! そして、2冊の本ををキッチンのテーブルに並べて、1ページずつめくり始めました。 「いったい、どこが変わったのかしら」
この本は、レザベイユ南青山に持ち帰ってきています。私の宝物。と~っても重かったですけど、幸せな一冊。素敵なイラストと一緒に興味深い内容がたくさん載っています。時々のイベント(ターブルドット)の資料としても活躍してくれそう。
マダムと一緒に過ごしたキッチンでの時間と共に大事な思い出の一冊になりました。
同じものに興味をもって色んな話しをしながらページをめくって過ごした雨の日。何にもかえがたい一生の思い出になった本。内容もぎっしり!素敵な専門書ですよ!
ご覧になりたい方は、ご来店のときにお声がけください。
Bonne journée a tous !