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- 2021/10/20
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【アピセラピー】アピセラピーの歴史~ミツバチの恩恵で身体を癒す~
アピセラピーについて
アピセラピーという言葉をご存知ですか?
アピセラピーとはハチミツのみならず、プロポリス、ロイヤルゼリー、花粉などのミツバチが作り出す生産物を医療効果を利用した自然療法のことを指します。
アピセラピーの語源は
<Api :アピ(ラテン語)ミツバチ>
<Therapie:セラピー(治療)>
ヨーロッパでは、古来よりミツバチと関わってきた深い歴史があり、養蜂技術や知識は日常生活における健康食品としても日本より浸透していて、アピセラピー製品の研究などは、随分早くから進められてきました。
アピセラピーの歴史
レザベイユ南青山でも販売しているSavon Traitant(化粧石鹸)の製造元では、1985年にはプロポリス専門商品の販売を既に開始していました。ヨーロッパでは古くからハチミツやアピセラピー(巣箱生産物)の研究がされていたことがわかります。
日本にプロポリスがはじめて舶来したのはこの石鹸の販売と同年、1985年の国際養蜂会議(名古屋)と言われています。それまで日本にはその薬効に注目する人は殆どいなかったそう。日本におけるプロポリスの歴史はまだまだ浅く、アピセラピーという言葉自体も未だ馴染みがないのが現状です。
ミツバチが作り出す豊かな恵み
アピセラピーの効能をご紹介する前に、まずミツバチが作り出す生産物にはどんな種類があるのでしょうか。
巣箱を観察してみると、まさに1つの工場のようです。ミツバチは様々な物質を作り出し、巣箱の中は自然界で生き抜くためのパワフルな生命の源、エネルギーにあふれています。
ミツバチが作り出す生産物は大きく分けて2つ
《exogene(外からの源)》ハチミツ・花粉・プロポリスの源となるもので、一般的に花や植物からの採取されるもの。
《endoene(内からの源)》ロイヤルゼリー・ミツロウ・毒液などミツバチ自身によって作り出されたもの。
私たちは本当に多くの恩恵をミツバチから貰っていることが分かりますね。次はアピセラピーの観点からみたそれぞれの効能については、これまた奥が深いのでコラムをわけてご紹介します。アピセラピーの観点からみた「ミツバチの生産物それぞれの効能」については、コチラへ(後日リンク)
ここでは、アピセラピーの歴史として、人との関りをご紹介します。
ハチミツと人の歴史
ヨーロッパにおいて、ハチミツと人の関わりは古く、ハチミツを採取している描写で最も古いと言われているものには、1921年スペインのヴァランス近くで発見されたアレニア洞窟の壁画があります。年代の推定は今でも論争の的になっていますが、5000年もしくは12000年までの新石器時代に描かれたものだそうです。