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2024/07/24
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フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

Bonjour ! 

ここでは、果物の美味しさを長く味わえる「コンフィチュール」について、ご紹介したいと思います。

美味しいものを長く味わいたい!そう考えた先人たちの知恵から生まれた保存食品。フレッシュな果物を持ち帰ることは難しいけれども、果物をつかった加工品ならフランスの味を日本でも味わえます。

 

 

農業大国フランス 果物や野菜がおいしい!

果物をつかった食べ物として代表的なものは「Confiture コンフィチュール」(ジャム)といえるでしょう。毎朝のパンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりと、馴染みの食べ物ですよね。

 

 

こちらは、パリで Fraise フレーズ(苺)を買って作ったときの写真です。もし、滞在先がキッチン付きだったら作ってみてはいかがでしょうか。きっと素敵なお土産になりますよ♪

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪
Confiture fraise a la maison 苺の手作りコンフィチュール

 

さて、コンフィチュールとは何? というところから

Les Confitures コンフィチュール とは、

フランスにおける定義:果物と砂糖を用いて、保存に十分な粘調度まで煮詰めたもののこと

 

 

La Confiture:フランス語の発音をカタカナ読みで書くと、おそらく「コンフィテュール」が発音に近いだろうと思いますが「テュ」ではなく「チュ」をつかって「コンフィチュール」と書くことの方が実際には多いようです。いずれも同じ「Confiture」のことを指します。当店で販売している Confiture についても、発音のしやすい「コンフィチュール」表記にしてあります。

 

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪
フィリュイ・コンフィ(果物の砂糖漬け)

 

コンフィチュールに欠かせない材料は「砂糖」。古くから、果物や木の実を長く保存するためにハチミツに漬けたりやサトウキビの搾汁を混ぜる習慣がありましたが、今のような砂糖が一般的なものになったのは17世紀。だから、フィリュイ・コンフィ(果物の砂糖漬け)(後日リンク)やコンフィチュールが発展したのは、17世紀以降。

 

 

さぁて、この「コンフィチュール」はどうやって作る?

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

Confiture コンフィチュールは、いたって簡単。ご家庭でも簡単につくれるものです。お鍋を用意して、丸ごとの果物やカットした果物を砂糖のシロップに入れて、煮詰めて作っていきます。

 

果物と砂糖があればOK!

材料は、基本的には果物と砂糖だけですが、その割合は次のポイントによって違ってきます。

・果物に含まれているペクチンの量

・果物の酸味

・果物に含まれている天然水の量

 

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

果物と砂糖の割合の違う例

わかり易い例として、苺とあんずを比較しながら基本レシピをご紹介させて頂くなら、

◎Fraise フレーズ(苺)の場合は、イチゴ 1kg に対して、砂糖は750g = 4:3

◎Abricot アブリコ(アプリコット・あんず)の場合は、アプリコット 1㎏ に対して、砂糖1㎏ = 1:1

*割合で覚えておけば、原材料の量が違っても簡単!

*砂糖は「グラニュー糖」

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

補足になりますが、お菓子作りのレシピにおいて「砂糖」と書いてあれば基本は「グラニュー糖」のことです。他の材料について触れておくと「バター」と書いてあれば「無塩バター」のことだったり、「粉」と書いてあれば「薄力粉」をさします。

 

グラニュー糖は、上白糖よりも純度が高い砂糖です。このことから、スッキリした甘さに仕上がってくれます。コンフィチュールつくりにおいて、他の砂糖に置き換えることはできますが、砂糖の違いによって仕上がりに違いが表われます。砂糖の種類や特徴については、輸入品のフランスジャムを用いて、またの機会にご紹介します(後日更新)

 

 

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪
グラニュー糖:フランス語では「Sucre Clistal シュクル・クリスタル」 または「Sucre cristallisé シュクル・クリスタリゼ」

「Confiture コンフィチュール」のカテゴリー

 

調べていくとフランスには「Confiture コンフィチュール」の表現が色々とあるようです。

・Confiture コンフィチュール・Confiture Extra コンフィチュール エクストラ ・Gellées ジュレ ・Gellées Extra ジュレ エクストラ ・Marmelage マるムラード(マーマレード)

 

こちらのそれぞれの違いは、コチラ 【フランスの食べもの】Les Confitures コンフィチュールとは

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

果物や野菜の美味しさは、フランス生活の大きな魅力のひとつといえるでしょう。実際に、特に記憶に残ったのが果物をつかったコンフィチュールがあるので、ブログでも何度かご紹介してあります。

 

 

手作りアプリコットのコンフィチュール(ジャム)

日本では見向きもしなかった「アプリコット(杏)」。その果物を使ってマダムが作ってくれた手作りアプリコットコンフィチュール(ジャム)の美味しさに感動!そんなきっかけから、私はパリのマダムを真似て毎年作っています。

 

 

7月に開催した勉強会イベント「ターブルドット」の中で、パリの様子とご一緒に季節のアプリコットがマルシェに並ぶ様子と合わせて私のマダムのエピソードをご紹介させて頂いたり、フランス製のコンフィチュールをご紹介させて頂きました。

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

7月のターブルドットをキッカケに、以下の商品アイテムを追加しました

→ Confiture fraise コンフィチュール フレーズ(いちご)

→ Confiture abricot コンフィチュール アブリコ(アプリコット)

 

フランス本場の果物の味は充分に味わって頂けますよ。フランスらしいお洒落なデザイン容器も魅力!

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪

アプリコットのブログから、ご縁あってメディアに取り上げて頂ける機会に恵まれました。このことをパリのマダムに伝えたら「BRAVO!ブラヴォー」♪と喜んでもらえたので、マダムとの暮らしの記録としても嬉しい出来事になりました。

 

 

「ヨーグルトとハチミツを一緒に食べると良い!」「ビタミンCとハチミツを一緒がいい」このこと考えたら「ヨーグルトと果物とハチミツ」の組み合わせは、とっても相性が良いはず。アプリコットにヴァニラを使ったマダム伝授のレシピは「パフェを食べているような味になる」と私の友人たちには大好評。お手軽なので、ぜひ、コンフィチュール作りを愉しんでみてください♪

レシピ → レシピ♪美味しすぎてファンになったConfiture d’abricots♪

 

コンフィチュールから、フランスの果物の美味しさを味わってみましょう♪

 

フランスの果物はコンフィチュールで味わおう♪
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